2012年10月28日日曜日

「マーケティングの考え方」スクーリング

 産業能率大学で「マーケティングの考え方」のスクーリングを受けました。講師は矢田 さんです。スクーリングの感想についてまとめました。あと、この授業は事前課題の提出がありますのでお忘れが無いようにお気をつけください。

1日目

 座学が中心でした。産能のテキストは使わず持参されたテキストで学習を進めました。ポジショニングツールやSWOT分析などのフレームについて、チームでワークショップを何度かやりました。

 何度かスクリーニングに参加しましたが、今回のチームはかなり練度が高くて助かりました。年長のコンサルの形にリーダをやって頂きました。スクーリングでリーダをやらなかったのは今回が初めてですね。

2日目

 午前中は座学でしたが。午後から「競合企業との差別化を考える」のプレゼンテーションを行うため、フィールドワークを行いました。私たちのチームがご訪問させて頂いた企業は地元のパン屋さんと駅周辺のチェーン店のある某パン屋さんです。

 ある程度、結論にあたりをつけてお店を選んだのですけど、実際に話を聞いてみると、目論見と違いがあり戸惑いました。お互いのお店は売っているものは同じなのですが、いろいろと戦略は異なるようです。

 私が担当したお店は以下の写真のお店です。自由が丘という立地もあり、プレミア価格を覚悟していたのですけど、実際には非常にお手頃な値付けでした。パンもとても美味しかったです。

 店主の接客なども大変素晴らしい感じでした。久しぶりにマニュアルではない接客をみることができました。人気がある理由がわかるなあといった感じです。終わったら各自で自由解散でした。
 



3日目

 午前と午後を使って全てのチームのプレゼンを行いました。他のチームも色々と回っていたようです(家具屋さん・ペットブード専門店・子供服専門店・コーヒーショップ・シュークリーム屋さん・学食などなど)。専門店にはびっくりするような価格のお店も多かったようです。

 うちのチームは練度が優れていて、プレゼン資料の作成ではかなり助かりました。議論の方向性がぶれた時にそれに気づける人材がメンバーにいると助かります。

 プレゼンは私ともう一名のメンバーが担当しました。よく練れた資料ができたので、プレゼンもやりやすかったです。

 プレゼンが終わってから、最終のテストを行いました。空欄の正しい用語を答える問題でした。


まとめ

 矢田さんの講義はフィールドワークが多いようです。テキストでの学習は比較的駆け足なので、ある程度自習が必要です。グループワークが大半なので学習できる点は多いと思いますが、関与度が低いとなにも得るものがないという結果もあり得ると思います。


 

2012年10月21日日曜日

午前2自己採点結果

アイテックの回答速報で自己採点をしてみました。午前試験は合格のようです。

92/100(92%)

(1) 午前Ⅱ-技術要素19/21
(2) 午前Ⅱ-開発技術2/2
(3) 午前Ⅱ-サービスマネジメント2/2

午前2の私の回答

SC試験
午前2の私の解答。
イウアアエウイアウアイエアイイアアエウウエイアエイ

2012年10月14日日曜日

科目履修試験(10月)

 今日は産業能率大学の科目履修試験日です。以下の2つの科目を受験します。会場は厚木商工会議所です。

・経営戦略の考え方
・問題発見・解決力を伸ばす



2012年10月8日月曜日

「ITリスクの考え方」佐々木良一 著



「ITリスクの考え方」
佐々木良一 著

第1章 情報セキュリティからITリスクへ
第2章 「2000年問題」を再考する
第3章 「リスク」を考えるということ
第4章 ITリスクの問題群
第5章 ITリスクへのアプローチ
終章 ITリスクに立ち向かう


シンポジウムでデジタル・フォレンジック研究会会長 佐々木良一さんの講演を聞き、研究者としてのアカデミックな視点と情熱に感銘を受けたので、その著書を読んでみた。

佐々木氏はこの著書で社会全体のITシステムへの依存の増大によりITシステムの安全が重要になってきたという昨今の状況を踏まえ、今後ますます増大が予想されるITリスク問題に対してアプローチ方法を体系化し「ITリスク学」とでもいうべきものを確立することの重要性について言及されている。

著書で示されている、「ITリスク学」の構成要素としては、以下のように幅広い。

  1. 情報工学・ソフトウェア工学
  2. 情報セキュリティ技術
  3. 信頼性工学・安全性工学
  4. 心理学・社会学・経済学・法学
  5. リスク学
  6. 安全学

これは上にも述べた通り、ITが社会のインフラ(水道・ガス・電力・金融)に密接に関連している結果といえる。また、個別分野のリスク学を統括的に扱って、IT分野に適用することの重要性が高まっている(社会的な要請)結果とも言えるものといえるだろう。

また、いわゆる情報セキュリティ対策と違って、守るべき資産は情報資産に限るものではないため、関わる人々の合意を形成する必要がある。そのため、心理学・社会学・法学などの理解も不可欠である。

ITリスクに対しては、定量的リスク評価がまず不可欠である。定量的リスク評価の結果として、リスクが大きいものへの対応と、リスクが小さい物への対応は明らかに異なるべきだ。少しでもリスクのあるものに対策をとるとすると、無限に対策の必要な対象が広がっていき、対策時間と対策コストが許容範囲を超えざるを得ないためである。


■まとめ


人は何かの事故が起こると、「こんなことが繰り返されてはならない。あらゆる手段を講じて再発を防止しなければならない。」と考える。しかしながらこれについては、本書で触れられているとおり、定量的なリスク評価の結果として、対策を考える必要がある。そのためには、リスクとリスク対策がつねにトレードオフの関係にあることについて、社会的にオーソライズされている必要がある。

一般に工学分野においては、リスクの定義(リスク = 事故の発生確率 × 事故の影響の大きさ)という測定方法については、感覚的に受け入れ難いと考える人もいるだろう。これはリスクを定量化するというえ考え方に、ドライな印象を持つ、ある種のバイアスがあるためであろうと思われる。

リスクを定量化するという考え方自体は間違っていないと考えるが、リスクを定量化するという評価方法にはより多様なアプローチがあれば、そこからよりよいものを選択したい。

例えば原発稼働や地球環境問題の問題など、その経済性と安全性という面に於いても定量化するという手段もあるのではないだろうか。

また、リスクを考えるうえで社会科学や心理学的な接近も不可欠なのではないかと考える。ヒューマンエラーや内部犯行といったものは個人の資質により防止すべきものではなく、何らかのプロアクティブな対策が試みることができるはずである。



2012年10月2日火曜日

「演出・表現力を磨く」SC申し込み

 11月は「演出・表現力を磨く」のSCを申し込みました。

 この科目は、現代マネジメント学部の必須科目です。履修しないと卒業できません。産業能率大学は他の通信制大学と比べると必須科目が多い気がしますね。